豆柿の種

柿の台木として利用される品種です。 台木として利用する場合には、エンピツの太さになるまで育苗してください。

液果は霜が降りる頃に渋が抜ける為一部食用にも供せられるが、主に未熟果が柿渋の採取に用いられます。  また、幹は稀に黒柿(くろがき)が取れます。 盆栽としても愛用されています。

豆柿の苗は以下で販売しています。
https://www.marcheaozora.com/?pid=97550231

和名: 豆柿、マメガキ、小柿、ブドウガキ、山柿
英名: Date Plum
学名: Diospyros lotus

原産国: 長野県
種類: 渋柿
形態: フトモモ科バンジロウ属、常緑小高木
収穫までの期間: 4〜5年
種まき: 3〜5月(休眠打破してから)
発芽率: 87%
樹高: 1.5〜5m *剪定による
収穫: 8〜10月 *関東の場合
受粉樹: 必要
鉢植栽培: 可能
接木: 可能
株間: 50〜60cm
生育温度: 23〜30℃
耐寒温度: -10℃
耐暑温度: 40℃
栽培難度: Level 1

【受粉樹について】
この豆柿は雌雄異株に分類される仲間ですが、雄花だけを付ける雄株があるのは、柿の中でもこの豆柿だけとされています。

【栽培方法】
■環境・土壌
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選んでください。 水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。 一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7〜8、腐葉土3〜2の配合土を使ってください。

■芽出し
1) 低温要求時間は500〜700時間です。 種を乾燥したまま冷蔵庫に入れて20〜30日間冷やしてください。 (露地栽培する場合は11〜3月に蒔いて放っておいてください。)
2) 覆土は2cm程度にして播種してください。
3) 発芽するまで土の表面が乾かないようにして、日陰で保管してください。 太陽の光に当てると発芽しません。
4) 10cmの高さになってから定植してください。

■水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えてください。 庭植えの場合は、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要になります。

■肥料
元肥を庭植えは12月から1月に、鉢植えは2月に、追肥を庭植え、鉢植えともに7月、10月に施してください。

■定植
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。 根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2〜3年に1回は必要です。

■剪定
適期は12月から2月です。 花芽は枝先の数節(長い母枝にはさらに多くつく)につき、花芽から新梢が伸び、その葉腋に着果します。 そのため、枝先を切り詰めると花芽を落とすことになります。 しかし基本的には、勢いの良い母枝を残し、他の殆どの枝は基部から切除、一部を短く切って予備枝としてください。

■増やし方
種で増やすのが基本です。 接木用の台木の養成のために行います。 採種してから鉢に密に蒔いて、鉢を土中に埋めておきます。 発芽したら1本ずつ鉢や露地に植えて、1年間養成すればつげるようになります。

接木: 切り接ぎは、3月中旬から下旬が適期です。 太い枝に接ぐ場合は、4月中旬から下旬にはぎつぎを行ってください。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 MameKakiSeed
販売価格
660円(本体600円、税60円)
購入数
オーダー
>