ホワイトバレリアン(ホワイトセントランサス、カノコソウ)の種

バレリアンはドイツ、ベルギー、フランスなどで医療用ハーブとして承認され、その高い鎮静・不眠改善効果から「ナチュラルトランキライザー(天然の精神安定剤)」と呼ばれています。 アメリカや日本などでも不眠対策として非常に人気の高いハーブのひとつです。 白〜淡いピンクの花を咲かせ、葉は幅が広く、羽状についており根茎にはじゃこうの香りが特徴的です。

和名: ホワイトバレリアン、カノコソウ、セントランサス
英名: White Valerian、Jupiter's Beard
学名: Centranthus ruber albus

原産国: チューリヒ・スイス
形態: オミナエシ科カノコソウ属、多年草
草丈: 60〜80cm
栽培期間: 50〜70日
種まき: 4〜6月、9〜10月
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 85%
適正土壌pH: 6〜7
栽培可能地域: 日本全国
耐寒温度: -10℃
耐暑温度: 38℃
プランター栽培: オススメ!
栽培難度: Level 1    
株間: 60cm
連作障害: なし

【栽培方法】
■環境、土壌
日当たりがよいか、半日陰くらいの場所が適しています。 土壌は肥沃で湿り気がある粘土質を含む土壌がベターです。 弱アルカリ性の土壌を好みます。 庭植えの場合は、あらかじめ用土に苦土石灰を混ぜて土壌を弱アルカリ性にしておいて下さい。

■芽出し
種蒔きは室内であればいつでも大丈夫です。 覆土はしないでください。

■水やり
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。 鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりとあげてください。 冬越し中の株は乾燥気味に管理してください。

■肥料
庭植え、鉢植えともに、春と秋に少量の緩効性化成肥料を株元に施してください。 肥料が多いと草丈が高くなって草姿が乱れます。 乾燥気味のやせ地でよく育つ植物なので、肥料は少なめにしてください。

■植え替え
鉢植えの場合は、1〜2年に一度、植え替えをしてください。 一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行って下さい。 庭植えの場合も、3年ほど経って株が混み合って来たら、株分けを兼ねて植え替えを行って下さい。

■夏越し
蒸れにはやや弱いので花後に切り戻してください。

■冬越し
関東以西の地域であれば、そのまま戸外で冬越し可能です。 根まで凍るような寒冷地の場合は、株元に敷き藁を敷くなどして防寒対策を施して下さい。 鉢植えの場合は、凍結の心配のない場所で管理して下さい。

【増やし方】
株分けは春か秋に行ってください。 殖やし方としては実生が一般的です。

【利用】
ハーブティー、ホームケア、バス、芳香浴

【注意】
マタタビ同様にネコが好きな成分が入っていますので、荒らされないように注意してください。

医薬品との併用につきましては、特に副作用は報告されていませんが、バレリアンの成分は肝臓で分解される為、肝機能不全の患者の方の摂取はお止めください。 妊婦、授乳中の方は摂取しないこととなっています。 これについては、何らかの副作用が報告されているということではなく妊娠中、授乳中の方を対象にしたヒト臨床研究がないため、安全性を保証するためのデータが現存しないことが理由です。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 WhiteValerianSeed
販売価格
330円(本体300円、税30円)
購入数
オーダー
  • DARUMA
  • 40代
  • 男性
  • 2016/11/13 19:44:46
ホワイトバレリアンの栽培
花の種子はどんな花が咲くのだろうと考えながら播種するようにしています。
今まで見たことがない花、色、香り、どれをとっても楽しさしかありません。
そのためにも栽培管理はきちんとしていきたいです。
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