マンモスディルの種

葉や開花前の蕾は、肉、魚、卵料理やスープ、ポテトサラダなどに、若い葉は、バターやクリームチーズに練りこみ、種子や花は、ピクルスやビネガー、オイルに漬け込みます。

ディルの果実を乾燥させたものがディル・シーズで、精油成分はカルボン、リモネンです。　古くから薬として用いてこられたもので、芳香、駆風薬とされました。

ディルの語源は、古代のスカンジナビア語で「鎮める」という意味の「dilla」が由来です。古代エジプトから薬用に使われたハーブで、ギリシア人はディルにしゃっくりを止める効果があることを知っていたそうです。

ディルはフェンネルと似ていて見分けがつきにくいですが、丈が60〜100cmとフェンネルより低く、中空の直立した茎に糸のように細かい切れ込みの入った葉が羽のように広がります。

同じ小さな密集した黄色い花が、傘というより直径20cmほどの平たいまとまりになってつき、卵形の平たい種子が実ります。

和名：　ディル、イノンド、マンモスディル、ロングアイランドディル
英名：　Mammoth Long Island Dill
学名：　Anethum graveolens

原産国：　カリフォルニア州・アメリカ
形態：　せり科イノンド属、一年草
草丈：　70〜120cm
栽培期間：　55〜70日 (収穫サイズによる)
種まき：　下記参照
発芽適温：　17〜24℃
発芽率：　80%
適正土壌pH：　6〜7
栽培可能地域：　日本全国
生育温度：　25〜25℃
耐暑温度：　30℃
耐寒温度：　0℃
プランター栽培：　可能（幅60cmなら2株）
株間：　20cm
連作障害：　なし
栽培難度：　Level 1

【種撒き時期】
3〜5月まき→5月中旬〜7月下旬どり
9〜10月まき→9月下旬〜10月下旬どり

【栽培方法】
■環境、土壌
風通しが良く、水はけが良い土壌、日当たりのよい場所を好みます。　土質は特に選びません。　根は直根性で深く伸びるため、よく耕してください。　露地植えは事前に1�崚�り苦土石灰100g、完熟堆肥2kg、有機質肥料100gmを施してください。

高温乾燥に弱いので、猛暑日は直射日光が当たらないようにしてください。　フェンネルと交雑しないように注意してください。

■芽出し
移植を嫌うため条間20cmでスジ蒔きしてください。　覆土は5mmにしてください。　発芽後に込み合うところを間引いて、最終的に株間20cmにしてください。　間引きしない、もしくは移植する場合は根を傷めない（ほぐさない）ように注意してください。

■水やり
乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしてください。　バジルと同じく水耕栽培な程水が必要です。

■追肥
追肥は春〜秋に与えてください。　少量の化成肥料を月1回株元に与えます。

■収穫
種まき・苗植えは4〜6月・9〜10月となりますが、秋に種まきをしたほうが開花までの時間が長く、株が大きくなります。　そのため、春にまくよりも長期間、葉の収穫ができます。　ディルの開花期は、4月中旬〜7月中旬頃です。　草丈が20〜30cmほどになったら新芽の先をつんでください。　そうすれば、脇から芽が出てくるので株数と収穫量が増します。

■増やし方
こぼれ種で増えます。

【利用】
簡単な活用法は、葉・開花前のつぼみを肉・魚・卵料理・スープ・ポテトサラダなどに付け加えることです。　加えるだけで、葉とつぼみの緑色が映え、香りを引き立たせてくれます。種子・花はピクルス・ビネガー・オイルに漬けこむとよいでしょう。　ハーブティーもおすすめです。
20粒50粒100粒300粒
型番 MammothLongIslandDillSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー

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