クミンには独特の香りがあり、インド料理やメキシコ料理、中近東の料理などでは非常に一般的なスパイスです。　

セリ科の一年草で、エジプトが原産地。　食欲のシンボルといわれるほど親しまれてきました。　また、中世のヨーロッパでは、クミンの香りが、恋人の心がわりを防ぐパワーがあるといわれていました。　結婚式の花嫁、花婿の衣装のポケットに忍ばせておく、という風習があったとも伝えられています。

【クミンの効能】
・食欲増進
カレーはみんな大好きですよね。

・消化促進
体内の循環がスムーズになり体内環境がよくなります。

・駆風作用
胃や腸に溜まったガスを分解してくれ、お腹の張りや腹痛を和らげてくれます。

・抗ガン作用
最近、カレーがガンやボケ防止に良いと、注目されていますがクミンの力も大きいです。

・疲労回復
栄養の吸収を助ける働きもあるので元気になれます。

・生理不順の改善
昔から効果があるといわれていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

・デトックス作用
お肌に効果的です。女性には嬉しい効能です。

そのほか、胃痛の緩和、鎮静作用、免疫増進作用、貧血の防止などの効能もあります。

和名：　ウマゼリ、クミン
英名：　Cumin
学名：　Cuminum cyminum

原産国：　カリフォルニア州・アメリカ
形態：　セリ科クミン属、一年草
草丈：　40〜50cm
栽培期間：　80〜90日 (収穫サイズによる)
種まき：　4〜5月
発芽適温：　15〜24℃
発芽率：　80%
適正土壌pH：　7〜8
栽培可能地域：　日本全国
耐寒温度：　-10℃
耐暑温度：　30℃
プランター栽培：　オススメ！
株間：　20cm
連作障害：　なし。
栽培難度：　Level 1

【栽培方法】
■土壌、環境
温暖湿潤な気候と水はけの良い肥沃な土壌を好みます。　暑さや乾燥を嫌うため、多くの地域では冬の作物として栽培されています。　気温が25℃以上になると成長が遅くなります。

■種蒔き
ポットに培養土を入れ、4〜5ヶ所にくぼみをつけて種を蒔いてください。　薄く覆土をし、発芽まで乾かないようにします。　高さ5〜8cm程度になったら間引いてください。　10cmになってから植え付けてください。

■水やり
水やりは土の表面が乾いてからたっぷり与えてください。　水のやり過ぎによる多湿には気をつけてください。　土がじめじめ湿っていては、根が傷んで株が駄目になってしまいます。

■肥料
肥料はそれ程多く必要ありませんが、葉の色が薄いようでしたら少量施肥してください。

■収穫
株ごと刈り取り収穫し、その後脱穀してください。

【利用方法】
クミンには、消化促進を促す効果があります。　クミンはスパイスとして利用しますが、オイル漬にしても美味しいです。　オリーブオイルなどの油に適量のクミンを入れ、香りが出たら、エスニック料理などに利用します。

クックパッドにもレシピが豊富に紹介されています。

【納期】
2〜8日以内に発送します。