ペルー産のマカの種です。　「ハーブの女王」と呼ばれています。　日本で販売しているのは「マルシェ青空」だけです。

インカ帝国の時代には特権階級の食べ物として珍重され、戦勝をあげた兵士への褒賞として与えられたという研究もあります。　必須栄養素を多く含み、アンデスで栽培される植物の中でも極めて優れた栄養値を示す。　乾燥マカ100gの栄養構成は、炭水化物59g、たんぱく質 10.2g、繊維8.5g、脂質2.2gで、他に大量の必須アミノ酸や、ジャガイモの倍以上の鉄分とカルシウムを含む（1993年ナポリ大学発表資料による）。　その他リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸といった脂肪酸、ビタミンB群、ミネラル、グルコシノレート等も含有する。

マカのサプリメントは、体力回復を中心に、不妊にお悩みの方や性機能の向上などといった体の悩みにおいても幅広い効果に期待を集めています。　男性の勃起不全などに効果があるとされるイメージが強いかと思いますが、その栄養価の高さから小さい子供から女性まで幅広い方々が利用できるサプリメントになっています。　もちろん薬ではありませんから、副作用もなく安心して摂取できます。

栽培は最も難しいレベル5なので、初心者向けではありません。

和名：　マカ、ペルー人参
英名：　Maca
学名：　Lepidium meyenii
品種：　ホワイト、レッド、ブラック

原産国：　ワヌコ・ペルー
形態：　アブラナ科レピディウム属、多年草
草丈：　30〜40cm
収穫：　12〜24カ月
種まき：　3〜6月、9〜11月
発芽適温：　12〜17℃
発芽率：　84%、76%、71%
耐寒温度：　-15℃
耐暑温度：　30℃
生育適温：　4〜7℃
種子のサイズ：　極小
発芽までの期間：　10日〜
用途：　食用
耐水性：　普通
耐塩性：　弱い
pH：　4.0〜5.5
根張り：　20〜30cm
連作障害：　あり　＊3〜10年空けてください
栽培栽培難度：　Level 5

【栽培方法】
■種を蒔くタイミング
播種はいつでも構いませんが、越冬させて夏場に収穫してください。　ペルーでは-10〜22℃という過酷な環境なので収穫まで2年かかります。　
播種：　9〜10月
収穫：　翌年7〜8月　＊1年栽培、80〜120gm

播種：　3〜4月
収穫：　翌年7〜8月　＊18か月栽培、100〜200gm

■種の下準備
種を濡れたペーパータオルに包んで、ジップロックに入れて乾燥しない状態で冷蔵庫で2〜4週間冷やしてください。　休眠打破するために必要な処理です。　

■播種について
播種する際に、濡れた種を良く乾燥させた砂に混ぜると均等に蒔けます。　その他、シーダーテープに巻いたり、コーティング（SSサイズ）にすることも可能です。　コーティングすると発芽率が5%程度低下するので、その分も考慮してください。

■芽出し
元肥：　10gmを株間に入れる　＊化学肥料の場合
覆土：　5mm
株間：　20cm
条間：　40〜60cm
発芽適温：　12〜20℃　
＊地温が20℃以上だと発芽しません。
＊嫌光性なので、直射日光が当たらないようにしてください。
10日程度で発芽が始まり、3週間程度で出揃います。　

育苗する際には、2cm x 2cmのセルトレイに2〜3粒蒔いてから元気が良い苗をキープして間引いてください。　10cmの高さになってから定植してください。　

■環境・土壌
日当たりの良く風通しの良い場所を好みます。　高温に弱いです。

■水やり
多湿に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。　水受け皿に溜まった水は捨ててください。　過湿は根腐れや病気の原因となります。

■植え替え
植え替えは好まないため、生分解性植木鉢もしくは大きめの鉢に直播してください。　

■肥料
肥料は月に数回、化成肥料や液体肥料、有機肥料を与えてください。

■越冬
雪が5日以上被らない場所でしたら露地栽培でも枯れません。　豪雪地帯の場合は、5cm以上の藁を苗の上に敷いて越冬させてください。

【収穫のタイミング】
ペルーでは種蒔きから2年で収穫しています。　特に有効成分の含有量が変わることでもありませんので、お好みのサイズになったら収穫してください。

【マカ栽培後のほ場】
マカは栄養分を強力に吸収するので、連作は無理です。　また、5〜10年間は農作物の栽培が難しいので、緑肥やトウモロコシを漉き込んだりして地力の改善に努めてください。　ただし、ミミズが豊富にいるほ場でしたら1年程度空けるだけで再びマカの栽培が可能となります。　その間、他の農作物の栽培も可能です。


【納期】
2〜10日以内に出荷します。