ヨーロッパではハチミツの蜜源の他、牧草としても利用されています。　もともと北米原産のハーブです。　ベルガモットという名前はミカン科の柑橘類のベルガモットから由来しています。　柑橘類の香りがするのが特徴です。

■主な3系統
フィツローサ（fistulosa）：
通常ベルガモットの名で販売されるハーブです。　ワイルドベルガモットとも呼ばれます 。

ディディマ（didyma）：
タイマツバナとも呼ばれ赤・紫など豊富な花色が揃います。　品種改良も盛んです。　30cm前後の矮性種で赤花ですが、花がやや咲きにくいです。

プンクタータ（punctata）：
ピンクの苞葉が特徴の原種です。

和名：　ベルガモット、ビーバーム、タイマツバナ、モナルダ
英名：　Bergamot、Osego Tea、Bee Balm
学名：　Monarda didyma

色：　赤〜ピンクのミックス

原産国：　ナルイン・キルギス
形態：　シソ科ヤグルマハッカ属、多年草
栽培期間：　3〜5ヶ月
種まき：　桜が咲く時期
適正土壌pH：　6〜7
発芽適温：　20℃
発芽率：　84%
耐寒温度：　5℃
耐暑温度：　34℃
草丈：　60〜80cm
栽培可能地域：　日本全国
ポット栽培：　可能
株間：　5〜10cm
連作障害：　なし
栽培難度：　Level 2

【栽培方法】
■土壌、環境
半日蔭が適しています。　根が張るので、水はけが良い土壌にしてください。

■種蒔き
3月〜5月がタネまき適期です。

ポットに培養土を入れてから、直接蒔いてください。　覆土は特に必要ありません。

■水やり
土が乾いたら水をしっかりと与えてください。　春から梅雨までは過湿しないように気をつけて水をあげてください。　水をやりすぎると蒸れてカビが生え、枯れてしまいます。

■肥料
肥料食いなので、肥料が切れると枯れます。　春に植え付けをした場合は、花が咲く6月前後に1回、花が終わった9〜10月に1回、化成肥料を根本にあげてください。　越冬したベルガモットには4月に1回肥料を与えてください。

■剪定
花が一通り終わったら、剪定してください。　ベルガモットを1/3に刈り込み、冬支度をしてください。

■植え替え
春に植え付け、花を楽しんだ後、冬に枯れまた春に芽を出します。　鉢底から根が出てくるようであれば植え替えをしてください。　毎年1回植え替えするのが理想です。　植え替え時期は春か秋が適期です。　秋の植え替え・株分けは地上部が枯れてから行ってください。

■越冬
多年草なので、冬に地上部が枯れても春にはまた芽を出して花を咲かせます。

【利用方法】
ぜひ養蜂（ハチミツ）にご利用ください。

【納期】
2〜8日以内に発送します。