ステビアは全草が甘く、砂糖の300倍の甘味があるのにカロリーは1/90で、低カロリーのダイエット向き甘味料として注目されています。
生葉を噛むと強い甘味があります。 ステビアの葉や茎から抽出したエキスを田畑に散布すると植物の健康を促進し、病虫害に強くなり、果物は甘味が増すなどの土壌改良効果がたいへん注目されており、「ステビア農法」が研究されています。 また、ステビアを使って育てた野菜やフルーツは、「ステビア農産物」としてその品質の高さが認知されつつあります。
バラグアイでは、現地語で「甘い草」を意味する「カーヘーエー」と呼ばれ、古くからマテ茶などの甘味料として用いられています。
メキシカンスイートハーブもオススメです。 ステビアの4倍の甘さがあります。
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【ステビアの効能】
近頃では、ステビア自体の持つ成分で抗菌作用、また緑茶の約5倍もあるといわれる抗酸化作用が知られるようになりました。 また、ヒスタミンの解毒作用もあることから、アレルギーやアトピー性皮膚炎への応用も研究されています。
ハーブティーで飲用する場合には、高血圧や二日酔いへの効果、また健胃剤や精神疲労に対する強壮剤として用いられます。 最近の研究では、ステビアの粉末や濃縮液に、癌やC型肝炎に効く成分があるとして注目されています。
*スウィートグラス(学名:Heirochloe Odorata)と良く混同されますが、異なる植物です。
ステビアの苗は以下で販売しています。
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和名: ステビア、シュガーリーフ、スウィートリーフ、アマハステビア
英名: Stevia、Candyleaf、Sugar Leaf、Sweet Leaf
学名: Stevia rebaudiana
品種: ステビア・レバウディアナ・ベルトニー
原産国: サンイグナシオ・パラグアイ
形態: キク科ステビア属、半耐寒性多年草
栽培期間: 60〜70日 (収穫サイズによる)
種まき: 3〜5月
適正土壌pH: 7
発芽適温: 22〜28℃
発芽率: 70%以上
草丈: 30〜60cm
栽培可能地域: 日本全国
生育温度: 15〜30℃
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 30℃
プランター栽培: オススメ
株間: 30cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 3
【種の重さ】
1gm = 1,015粒
【栽培方法】
■土壌・環境
日当たりの良い場所が好きです。 30℃以上になると弱るので、真夏は風通しの良い場所が適しています。
■芽出し
発芽適温は22℃なので、八重桜が開花してから播種してください。 気温=地温ではありませんので春先の種蒔きは用心してください。
ポットに培養土を入れ、4〜5ヶ所にくぼみをつけて種を蒔いてください。 薄く覆土をし、発芽まで乾かないようにします。 高さ5〜8cm程度になったら間引いてください。 10cmになってから植え付けてください。 よく広がるので、株間は30cm必要です。
■水やり
適湿な土壌環境を好み、乾燥がやや苦手です。 生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 まだ乾かないうちに水やりすると土の中が過湿状態になり、根が腐って株がダメになることがあるので気をつけてください。 冬は休眠しているので水やりの回数を少なくし、乾かし気味にします。
■肥料
肥料は植え付けるときに、あらかじめゆっくりと効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでください。 春から秋の間は2〜3ヶ月に1回、追加として油かすなどの固形肥料を少量与えてください。
【越冬について】
霜や寒風に当てなければ0℃くらいまでは耐えるので、暖地や一部平地では露地で冬越しできます。 地植えの場合、冬に霜や凍結の心配があれば、株元をワラや腐葉土でおおうなど、簡単な防寒対策しましょう。 不安な場合は、秋に掘りあげて鉢植えにします。鉢植えは凍結や霜を避けられる場所に移動させればよいでしょう。
【利用方法】
8月ころが最も有効成分が多いです。 葉を摘み取って干して利用してください。 生葉を噛んでコーヒーや紅茶を飲んでも良いでしょう。 電子レンジに1〜3分かければ手軽にステビア茶を作ることができます。 干した葉茎を1日2〜5g煎じて飲むと糖尿病に効くといわれます。 また、健胃、強壮にも効果があります。
【注意】
キク科アレルギーがある方は利用しないでください。
【納期】
2〜8日以内に発送します。