アントーノフカアップルの種

500年前に旧ソビエト連邦のアントーノフカ・ウクライナで発見された品種なことから、地名がそのまま名付けられています。 今では世界中で栽培されています。 耐寒性があり丈夫なことから、他のリンゴの台木としても栽培されています。

最も巨大になるグリーンアップルとしても知られています。 収量も1株から500kgを超えることもあります。

和名: アントーノフカアップル
英名: Antonovka Apple
学名: Malus domestica

原産国: ナホトカ・ロシア
形態: バラ科リンゴ属、落葉高木樹
栽培期間: 3年〜
自家結実性: 1本で結実します
種まき: 3〜6月
樹高: 3〜6m
葉張り: 3〜5m
発芽適温: 17〜28℃
発芽率: 81%
ベランダ栽培: 無理
耐寒温度: -20℃
耐暑温度: 35℃
株間: 3〜5m
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■芽出し
1) 休眠状態なので休眠打破しないと発芽しません。 種を水に入れて、冷蔵庫で5〜8週間冷やしてください。 水は1週間毎に取り替えてください。
2) 桜が咲く頃の種蒔きをしてください。 直播する場合には風に当たらないように注意してください。 覆土は5mm程度にしてください。
3) 発芽するまで日陰で管理し、土の表面が乾かないようにしてください。 種は小さいので、霧吹きで散水することをオススメします。

■定植
植え付けは11〜3月が適期です。 直径50cm、深さ50cm程度の穴を掘り、掘り出した土5、腐葉土3、赤玉土2の混合土に、1株あたり200gm程度の粒状肥料を与えてください。

■育てる場所・土
土質は特に選びません。 半日陰から日当たりが良い場所と湿りけのある土を好みます。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 真夏は乾きやすいので、回数を多めにしてください。 冬は地上部は枯れますが休眠はせず、根は生きています。 春になれば再び芽吹きます。

■肥料
肥料はそれ程必要ありません。 施肥は年2〜3回が基本となり、元肥として11〜12月に有機質肥料、または粒状肥料を1株あたり300gm程度を施し、追肥として3〜4月に粒状肥料を1株あたり50gm程度施してください。

■剪定
一般的には、「側枝水平仕立て」がおすすめです。 この仕立て方は、主幹となる枝を決め、支柱を立てて、ひもなどを使いながら、新梢を水平に開きながら誘引します。 枝を水平にすることにより花芽がつきやすくなります。 リンゴは2年枝の先端とそのわき、または、3年枝についた短果枝の先端に花芽がつき、充実した果実がなります。そこで、短果枝は切らず、主枝の先端や長果枝を元から剪定します。また、交差している枝、古い枝、徒長枝だけを剪定し、全体のバランスをとってください。

■収穫
6月に花が咲き、10〜11月に若干黄色になったら収穫のタイミングです。 赤いリンゴのように色が変わらないので、何回か試食してからその土地にあった収穫の適期を決めてください。

■増やし方
挿し木(水挿し)、もしくは種で増やしてください。

【利用】
生のままフルーツとして、果樹酒、アップルサイダー、ジュースやジャムにしてください。 剪定した木はスモークサーモン等の燻製用の材料としても活用されています。
10粒30粒50粒
型番 AntonovkaAppleSeed
販売価格
770円(本体700円、税70円)
購入数
オーダー
  • mossarela
  • 30代
  • 男性
  • 2020/04/15 20:10:51
はじめての休眠打破開始しました
りんごの木を植えたかったのですが、
1本で結実する事、収穫量が多そうだった事、名前のオサレ感(笑)でこの品種を選びました。
果樹をきちんと種から育てるのは初めてで、
休眠打破ももちろんはじめてです。
タイミング遅すぎたのではと、心配しているのですが、
うまく発芽してくれる事を祈って、ワンドア冷蔵庫をひとつ種専用にしました(笑)
>