日本初登場の品種です。

ベトナム〜タイ〜インドネシアに自生している品種です。　ロンコンはタイでは国民的フルーツの１つです。　ロンガンと間違われますが、ロンコンは木の幹部分のわりと太い箇所にブドウのような形で実が密集してつきます。　ロンガンは木の先のほうの細い枝あたりにまばらに実がついています。　1つの実には1〜3個の種子（最後の写真）が含まれています。

グレープフルーツのような香りがする、さっぱりとしたジューシーな果実です。　必ずまた食べたい！！と思うフルーツです。

和名：　ロンコン、ロンコーン
英名：　Longkong、Long Kong、langsat
学名：　Lansium domesticum

原産国：　スラータニー・タイ
形態：　センダン科ランサ属、常緑
樹高：　2〜10m
ベランダ栽培：　不可能
受粉株：　不要
収穫期：　3〜年
定植時期：　3〜9月
露地栽培：　四国以南太平洋側
pH：　5〜6
種まき：　3〜8月
発芽適温：　17〜30℃
発芽率：　95%
栽培適温：　20〜30℃
耐寒温度：　7℃　
耐暑温度：　37℃
株間：　3m
連作障害：　なし
栽培難度：　Level 1

【栽培方法】
■芽出し
1) 種子を水に入れて、24時間常温で保管してください。　カラは除去しないでください。　種は非常に柔らかいので、潰さないでください。
2) 露地に直播しても問題ありません。　適当な大きさの鉢を用意し、種蒔き用の柔らかい用土に深さ3〜4cm程度に埋めてください。　隣の種と4cm離してください。
3) 10日程度で発芽します。　
4) 10cm程度まで育ってから大きめのポットに定植してください。　20cmの丈になるまで、室内で管理した方がベターです。

■育てる環境・土壌
水はけが良い土を好みます。　定植させる際に、根を傷つけないように土を十分につけたまま植え替えをしてください。　乾燥には強く、直射日光でも問題ありません。　葉が日焼けするするようなら「アマゾンの熱帯雨林のような環境」を想像しながら、適度に日陰が当たるように調整してください。

■水やり
20cmの高さになるまで、土の表面が乾いたら水を与えてください。　1m程度の高さになれば乾燥させても大丈夫です。

■冬越し
気温が7℃以上ある環境なら常緑です。　秋の終わり頃から寒さにあてる場合は、水を徐々に少なくし、乾燥させると耐寒力が増します。　春再び暖かくなったら芽を吹き始めますので、徐々にお水を与えてください。

■増やし方
挿し木（水挿し）、種から増やせます。

【収穫】
年に5〜7ヶ月間は花が咲きます。　環境さえ整えば、ほぼ通年の収穫が可能です。　実が黄色くなってきたら収穫のタイミングです。

【利用】
生食

【納期について】
ある程度の量は常備していますが、メディアに紹介された場合に大量の注文が入り欠品する場合があります。　再輸入するのに2週間かかりますのでご了承願います。