クレソンは、生で食べるとさわやかな香りとコショウと似た辛味があります。 肉料理に合わせたり、サラダにしたりするなどさまざまな用途で使われています。
綺麗な湧き水が流れる山間部の農家では、自然の湧水を利用して栽培されています。 クレソンはもともと病害虫に強く、無農薬栽培も可能です。 暑さは苦手ですが、寒さに強く、霜に直接当てなければ、日当たりが多少悪くても育つということから、緑黄野菜の乏しい雪国にはなくてはならない貴重な野菜です。
【効能】
ビタミンCやミネラル、鉄分が多く含まれており、貧血やむくみ、利尿作用、美肌効果、殺菌作用、 解毒作用、血液の浄化などさまざまな効能があると言われています。
遺伝子組み換えはしていません。
収穫された農作物を食用として販売しても問題ありません。
栽培後に採種された種を再販しても問題ありません。
和名: クレス、ウォータークレス、クレソン、オランダガラシ オランダミズガラシ
英名: Cress
学名: Nasturitium officinale
【品種】
Curly Cress: ハツカダイコンに似ている
Greek Cress: ヨモギの葉に似ている
Persian Cress: ホウレンソウの葉に似ている
Bubble Cress: サボリーやパセリの葉に似ている
■Curly Cress
■Greek Cress
■Persian Cress
■Bubble Cress
原産国: アルンヘム・オランダ
形態: アブラナ科オランダガラシ属、多年草
草丈: 20〜90cm
収穫: 55〜60日
種まき: 3〜5月、9〜10月
発芽適温: 10〜20℃
発芽率: 90%
生育適温: 15〜18℃
耐暑温度: 25℃
耐寒温度: 1℃
pH: 6〜8
株間: 2〜5cm
連作障害: あり (2〜3年空ける)
栽培難度: Level 2
【栽培方法】
■土壌、環境
最も良く育つ生育適温は15〜18℃です。
クレソンはは強健ですが冷涼な気候を好み、夏は暑さででやや弱ります。 日当たりでよく育ちますが真夏は半日陰の風通しのよい場所が適しています。 冬でも5℃℃以上の気温をキープすれば収穫可能です。
水耕でも土壌でも栽培が可能です。 水耕栽培の場合、通年栽培が可能です。
■種蒔き
大きく育てない場合は密集栽培しても大丈夫です。 間引きついでに収穫するのが一般的です。
■水やり
もともと水辺で育つ野菜なので、湿り気のある土壌が好きです。 土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えてください。
■肥料
10日に1回程度、液体肥料を与えてください。 夏の暑さや冬の寒さで弱っている場合は、逆効果ですので肥料は与えないでください。
■越冬
寒さで茎葉が枯れることもありますが、凍結させなければ春に芽を吹きます。最もよく育つ温度帯は15℃〜18℃で、春と秋が生育期になります。
■収穫
品種によって最終サイズは異なりますが、お好みのサイズになったら収穫しても問題ありません。
【納期】
2〜10日以内に出荷します。