パンダンリーフは、アジア、アフリカ、環太平洋の熱帯地域で育つタコノキ科の植物です。 タコノキ科は沖縄や小笠原諸島にも自生しているパイナップルのような実をつける植物です。 木の根がタコの足が幹にまとわりつくような感じになることから「タコノキ」とも呼ばれています。 パンダンリーフは「ニオイタコノキ」という別名もあり、放って置けば3〜5mにもなります。 独特な甘い香りを持つハーブです。
【効能】
ビタミンやアミノ酸が豊富で、「皮膚病」、「消化不良」、「腹痛」、「発熱」、「糖尿病」の他に不妊症にも効くと言われています。
和名: ニオイタコノキ、パンダンリーフ、ランペ、バイトーイ、ニオイアダン
英名: Pandan Leaf
学名: Pandanus Amaryllifolius
原産地: タイ
形態: タコノキ科タコノキ属、常緑
種別: 実生苗
サイズ: 60〜80cm
ポット: 6号
ベランダ栽培: 可能
生育温度: 20〜30℃
耐寒温度: 15℃
耐暑温度: 35℃
栽培難度: Level 2
【栽培方法】
半日陰で、水を切らさない様に管理してください。 葉が焼けるので、真夏の直射日光は避けてください。 高温多湿を好みます。
■土壌
有機質に富んだ土を好みます。 水はけが良い環境にしてください。
■水やり
鉢植えの場合、土の表面が1cmほどしっかりと乾いたら、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと与えてください。 鉢皿を敷いている場合、たまった水はその都度捨ててください。 水を溜めていると根が腐ります。 庭植えの場合、晴れの日が続く場合や葉に元気がなくなってきたら与えてください。 夏は午前中の涼しい時間に、冬も凍る心配のない午前中に水を与えてください。 夏の日中に水切れを起こした場合は、すぐに涼しい日陰に移して水やりを行ってください。
■肥料
植え付け前と毎年2〜3月に(発酵油かすなど)とバットグアノなどを与えてください。 生育期の5〜10月には、2ヶ月に1回程度、暖効性の化学肥料を与えてください。 冬は与える必要はありません。
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■植え替え・株分け
鉢植えの場合、暖かくなってきた頃に植え替えを行ってください。 古い土を根を傷めない程度に軽く落とし、一回り(3cm)大きい鉢に新しい土を足して植え替えます。 根を傷つけると立ち枯れを起こす場合があります。
■温度管理
生育適温は20〜25℃です。 幼木のうちは、耐陰性があり、日陰でも育てることができますが、明るい場所のほうが生育は早くなります。 寒さに弱いので、10℃以下になるとあっという間に枯れます。
■増やし方
株が太くなったら、根本の方から新芽が出て、その下から根が出てきます。 カッターで新芽と根ごと切り取って柔らかい土に挿してください。 根が伸びるまで2週間ほどは日陰で養生させたほうがベターです。 株分けは6〜8月に行ってください。
■冬越し
耐寒温度は15℃なので、本土では必ず室内で越冬させてください。 プチプチもしくは布を巻いて、ビニール袋で全体を覆ってください。
【利用】
東南アジアでは、独特な香りと鮮やかな緑色を利用して、パンダンリーフの葉を入れてご飯を炊いたり、お菓子の色付けに使ったりと日々の生活に密着したハーブです。 パンダンリーフはタイ語で「バイトゥーウイ」と言い、お茶にして飲む以外にもパンや菓子の原料にしたり、タイ料理に広く使用されています。 スリランカ風カレーには必ず使われています。 クックパッドにもレシピが豊富に紹介されていますので、チェックしてください。
【送料】
全国一律1,500円です。