コーネリアンチェリー(セイヨウサンシュユ)の種

コーネリアンサンシュユは、ヨーロッパ中部から西アジアが原産です。日当たりの良い林縁などに生え、高さは6〜8メートルくらいになります。葉は濃緑色で対生し、秋には紅葉します。2月から3月ごろ、黄色い花を咲かせます。朝鮮半島から中国にある「サンシュユ」と極めて似ています。 種はサクランボと比べると細長いのが特徴です。

果実はクランベリーとサワーチェリーを合わせたような風味です。 ロシアではウォッカの果実酒が売られています。

【効能】
東ヨーロッパではサンシュユ(C. officinalis)同様、薬用植物として利用され、腹痛、風邪、下痢に良いとされています。 サンシュユの果汁はミネラル分に富み、プラムジュースと比較すると、カリウム、ナトリウム、鉄分、亜鉛、マンガンが多く含まれます。 特に、カルシウムが多く、プラムジュースの10倍以上が含まれています。  動物実験では、高血糖と脂質異常の改善、肝臓保護、血流改善が報告されています。

和名: コーネリアンチェリー、西洋山茱萸(セイヨウサンシュユ)
英名: Cornelian Cherry Dogwood
学名: Cornus mas

原産国: カッパドキア・トルコ
形態: ミズキ目ミズキ科の落葉小高木
樹高: 6〜8m
発芽率: 90%
ベランダ栽培: 不可能
受粉株: 不要
収穫: 3〜5年
定植時期: 3〜4月
露地栽培: 全国
耐寒温度: -10℃ 
種まき: 3〜8月
発芽適温: 20℃
栽培適温: 25〜40℃
株間: 5〜10m
連作障害: なし
栽培難度: Level 3

【栽培方法】
■芽出し
3〜8月に種を蒔いてください。 覆土は1cm程度で十分です。 発芽するまで土が乾燥しないように注意してください。 翌年の春になるまで屋内で栽培してください。 初めての越冬が最も注意が必要なポイントで、それ以降の栽培は簡単です。

■土壌・環境
土質は特に選びません。 日当たりの良い環境を好みます。 秋には紅葉するので、欧米では庭樹としても愛用されています。

■定植
定植は種を蒔いてから翌年の4〜6月に行ってください。

【収穫】
真っ赤になったら収穫のタイミングです。

【利用】
果実は熟すとコーヒーベリーのように実ります。 東ヨーロッパ地域とイランでは食用として利用されています。 生食では酸味が強いため、ジャムやソース、ジュース、ドライフルーツに加工されることが多いです。 果実酒としても美味です。

【納期について】
ある程度の在庫はありますが、大量の注文が入る際には欠品する場合があります。 イスラエルからは毎週定期便が届きますので、2週間以内に出荷します。
10粒30粒50粒100粒
型番 CornelianCherryWogwoodSeed
販売価格
935円(本体850円、税85円)
購入数
オーダー
>