ブラックゴジベリー(黒クコ)の苗: 3号ポット *実生苗(15〜20cm)

一般的に赤いゴジベリーは知られていますが、黒いゴジベリーはポリフェノールの含有量が高く激レアな品種です。

ゴジベリー(クコ)は、古くから食用や薬用として親しまれてきた植物です。 ベタインやポリフェノール、ビタミンC、β-シトステロールなどを豊富に含んでおり、胃腸や肝機能の強化、老化や病気の予防、疲労回復、美肌作用まで多岐にわたる効果が期待されています。 成長が早く、病気にも乾燥にも強いので初心者向けです。

【効用】
●胃の健康を保つ効果
ベタインはアミノ酸の化合物で、胃液の酸度を調整し、胃の負担を減らしています。

●肝機能を高める効果
クコに豊富に含まれているベタインには、肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ働きがあり、脂肪肝の予防や肝機能の向上に効果があります。

●ダイエット効果
クコには、ベタインやビタミンB2が豊富に含まれています。 ベタインは肝臓に脂肪が蓄積することを防ぐ働きがあります。さらに、クコに含まれるビタミンB2には脂質や糖質を効率よくエネルギーに変え脂肪の燃焼をサポートする働きがあるため、ダイエットに効果的です。

●生活習慣病の予防・改善効果
血液中の悪玉(LDL)コレステロールが増加すると、血管の内壁が脂質で分厚くなり、こぶのようにせり出して血管を狭めるため、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病が引き起こされます。 クコに豊富に含まれるビタミンCには、血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させ血液をきれいにする働きがあります。
さらに、クコに含まれているβ-シトステロールには、血中のコレステロールを減少させる働きがあります。
食事から摂取したコレステロールは、胆汁酸と結合して腸で吸収されます。 β-シトステロールはコレステロールとよく似た構造を持っており、先に胆汁酸と結合することで腸でのコレステロールの吸収を抑え、血中のコレステロールを減少させます。 また、ルチンには血管を強化し血流をスムーズにする働きや血圧を下げる働きがあります。 そのため、クコには高血圧や動脈硬化を予防、改善する効果が期待できます。

●血流を改善する効果
クコに豊富に含まれるルチン、ヘスペリジンなどのフラボノイドには、血管を強化し血流をスムーズにする働きがあるため、血行不良から引き起こされる冷え性や肩こり、腰痛の改善に効果が期待できます。

●感染症を予防・改善する効果
クコにはビタミンCが豊富に含まれています。 ビタミンCは、血液中の白血球、特に好中球を活性化し、体外から侵入してきた細菌やウイルスなどを撃退します。 ビタミンCは白血球の働きを高め、ビタミンC自体も細菌やウイルスと闘う力を持っています。 さらに、ルチンはビタミンCの吸収率を高めるため、クコを積極的に摂取することは免疫力を高め、風邪などの感染症を予防したり、病気の回復を早める効果があります。

●ストレスをやわらげる効果
クコに豊富に含まれるビタミンCには、心地良さなどの感情をつくり出すドーパミンや気持ちを落ち着かせるGABAなどの神経伝達物質と、ストレスを和らげる副腎皮質ホルモンの合成をサポートする働きがあります。 ビタミンCが含まれるクコには、ストレスに対する抵抗力を高めたり、イライラを鎮める効果があります。

●美肌・美白効果
クコに豊富に含まれるビタミンCやタンニンには、シミ・そばかすを予防し、ハリのある若々しい肌を保つ効果があります。 シミ・そばかすの原因となるメラニン色素は、アミノ酸の一種であるチロシンから生成されます。 ビタミンCにはチロシンからメラニンをつくり出す、チロシナーゼという酵素の働きを抑制し、メラニン色素の沈着を防ぐ働きも期待できます。

●下痢を予防する効果
クコの葉に含まれるタンニンが持つ抗菌効果によって腸内の悪玉菌が減少し、悪玉菌による大腸の炎症によって起こる下痢の予防に効果的です。

●疲労回復効果
クコには糖質の代謝に必要不可欠なビタミンB1が豊富に含まれています。 体内で糖質の代謝が正常に行われないと、疲労物質である乳酸が蓄積し疲れを感じます。 ビタミンB1には、体内で糖質を効率よくエネルギーに変えるサポートをする働きがあるため、乳酸の蓄積を抑制し疲れを防いだり、疲労回復を早める効果があります。

●眼病を予防する効果
クコにはゼアキサンチンが豊富に含まれています。 ゼアキサンチンはヒトの目の網膜に存在し、紫外線などが原因で目が酸化することを防ぐ働きがあります。 そのため、視力低下や白内障、緑内障などの予防に効果的です。 また、ゼアキサンチンには目の網膜を保護する働きもあるため、加齢に伴う目の病気を防ぐ効果もあります。

和名: 黒クコ、ブラックゴジベリー、ウルフベリー、黒枸杞
英名: Black Gojiberry
学名: Lycium chinense

原産地: 愛知県
本数: 1〜2本/ポット
出荷サイズ: 15〜20cm、3号ポット
樹高: 1〜2m
生育温度: 10〜35℃
ベランダ栽培: お勧め
植え付け: 4〜10月
耐寒性: 0℃
耐暑温度: 35℃
収穫: 1〜2年
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■育てる場所・土
土質を選ばない強健な木ですので、土手や荒地でも育ちます。 若芽の収穫は春と秋です。 果実は晩秋に真っ黒に色づき、鈴なりになります。

■水やり
乾燥には強い品種なので、特に気にする必要はありません。 葉に勢いがなくなってきたら水をあげてください。

■肥料
一般的な観葉植物用の肥料・液肥で問題ありません。

■お手入れ
枝が込み入ってきたら暖かい時期に切り取りましょう。 フシダニが寄生すると葉が膨れます。 虫えいと言います。 一見何かの病気に見えますが、よく耐えて成長するのであまり気にする必要はありません。

■収穫
8〜11月に開花します。 実が黒くなってから収穫してください。

■越冬
関東以北の日本海側などの豪雪地帯は、冬場は苗の回りをダンボールで囲んで越冬させてください。

■植え替え
鉢の下から根が出てきたら植え替え時期です。 植え替える際には、1号大きいサイズ(3号から4号へ)に移してください。

【利用方法】
日本ではクコを漢方薬としてよく利用します。乾燥させた果実・根皮・葉は、それぞれ枸杞子(クコシ)・地骨皮(ジコツヒ)・枸杞葉(クコヨウ)と呼ばれ生薬として利用されています。 枸杞子は肝臓に脂肪が蓄積することを防いだり、ホルモン分泌を盛んにするとされ、中国では薬膳料理にも用いられています。 地骨皮は血圧や血糖値を下げたり、解熱作用があるといわれています。 中国では薬用だけでなく普段の食事にもよく取り入れられています。クコの果実は甘みがあるため、生のまま食べたり、ドライフルーツやスープ、お粥、お茶、お酒、デザートなどに用いたりと食べ方は様々です。
1ポット4ポット8ポット12ポット24ポット
2,860円(本体2,600円、税260円)
在庫 0 オーダー売切れ中
11,000円(本体10,000円、税1,000円)
在庫 0 オーダー売切れ中
15,840円(本体14,400円、税1,440円)
在庫 0 オーダー売切れ中
30,360円(本体27,600円、税2,760円)
在庫 0 オーダー売切れ中
58,080円(本体52,800円、税5,280円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 BlackGojiberryPlant
在庫状況 在庫 0 オーダー売切れ中
購入数
Soldout
  • ホクト
  • 50代
  • 男性
  • 2016/06/24 15:15:59
すぐ来た!
注文したらすぐ届いたので、さっそく地植えしました。
元気に育つといいな。珍しい品種を売っててくれて、ありがとう。
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