サインフォイン（イガマメ）は、キルギスの高山地域に育つレンゲと同じマメ科の植物です。　栄養価が非常に高く、ヨーロッパでは飼料用として大規模に栽培されています。　イギリスでは、牧草や土壌改良に役立つ上、極上のハチミツまで採れることから「花の中のロールスロイス」と呼ばれています。

昔からキルギスでは養蜂が盛んで品質の良いはちみつが採れることで有名です。　あの独特の「白いハチミツ」で有名ですが、実はサインフォインの花からハチミツが精製されています。　「キルギスの白いはちみつ」は2013年、世界140カ国の養蜂家が参加する養蜂世界大会で最高賞の金賞を受賞しました。　フルーティーな香りとふわっとした独特な食感、癖のない甘さが特徴です。　舌の肥えたヨーロッパの審査員たちを唸らせた味わいです。

イガマメのハチミツは、ビタミン（特にカロチン）、ミネラルを多く含むのが特徴です。　結晶成分が多く、自然の風味が豊かな香りでざらざらとした舌触りに仕上がります。　今でもアラブの王族やヨーロッパ貴族の間では大人気。　日本の養蜂農家さんたちも国産イガマメハチミツに挑戦されている方が増えてきています。

和名：　サインフォイン、イガマメ、エスパルセット、エスパルチェット、ホーリークローバー
英名：　Sainfoin、Esparset、Esparcette、Holy Clover
学名：　Onobrychis viciifolia

原産国：　ナルイン・キルギス
形態：　マメ科オノブリキス属、一年草
草丈：　60〜80cm
栽培期間：　3〜4ヶ月
種まき：　3〜4月
発芽適温：　15〜20℃
発芽率：　80%
適正土壌pH：　6〜7
耐寒温度：　0℃
耐暑温度：　30℃
栽培可能地域：　日本全国
ポット栽培：　可能
株間：　5〜10cm
連作障害：　なし
栽培難度：　Level 1

【種の重さ】
10gm = 460粒

【栽培密度】
35kg/ac
87.5kg/ha
8.75gm/m2

【栽培方法】
日当たりと水はけの良い場所を好みます。　肥料も特に必要ありません。

・タネまきと育苗
4月〜5月がタネまき適期です。

ポットに培養土を入れてから、直接蒔いてください。　覆土は特に必要ありません。

【利用方法】
ぜひ養蜂（ハチミツ）にご利用ください。　栄養価が高いので、飼料としても抜群です。

【納期】
2〜8日以内に発送します。