パープル・アンジェリカ(アンジェリカ・ギガス、オニノダケ)の種

赤味を帯びた濃い赤花で、花茎も黒っぽく染まるのが特徴です。 学名のgigasの通り、かなり大型の植物で茂るので目立ちます。 洋書・物語などでよく登場する、欧米で人気の高い植物ですが、国内では珍しい品種です。

和名: パープル・アンジェリカ,アンジェリカ・ギガス、オニノダケ
英名: Purple Angelica、Korean Angelica
学名: Angelica gigas

原産国: オレゴン州・アメリカ
形態: セリ科、宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑〜落葉種
草丈: 1〜2m
露地栽培: 全国
種蒔き: 4〜6月、9〜10月
発芽適温: 20〜25℃
発芽率: 57%
耐寒温度: 7℃
株間: 30cm
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境・土壌
日光を好みますが、強い日差しを避ける部分日陰でも育ちます。 特に夏の暑い時間帯の直射日光を遮るとよいでしょう。 涼しい気候が好ましいですが、耐寒性があります。 過度の暑さや乾燥を避けるため、日本の夏場は遮光や水やりで管理してください。

■種蒔き
春蒔き、秋蒔きが可能です。 好光性なので覆土は5mm程度にしてください。

■水やり
乾燥に弱いので、水切れさせないよう土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 特に真夏は乾きやすいので注意が必要です。 冬は気温の低下とともに生育もゆるやかになるので、春〜秋の生育期に比べて、やや乾かし気味にします。 ただし、極端に乾燥させると生育が弱るので気を付けましょう。 基本は一年を通して水切れさせないことです。

■肥料
肥料は植え付けるときにあらかじめ土にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおきます。 追肥として生育期の5〜10月に液肥を毎週1回与えてください。 根の収穫がポイントとなるので、肥料は根を太らせるタイプを選んでください。

■収穫
葉は開花する前の5月に収穫してください。 新芽はとても美味しいです。 根は、地上部が枯れた頃に掘り上げてください。

【注意】
肌が敏感な人は、葉の汁でかぶれることがあるので注意してください。

■増やし方
結実する前に花梗を切除すると3〜4年は楽しめます。 増やし方は、夏の終わりに株分けをします。

【利用】
薬用: 根や根茎が主に使用され、血液循環の改善、貧血の緩和、免疫力の向上などの目的で利用されます。
茶やエキスの製造: 根や根茎を乾燥させて粉状にしたり、煮出して茶やエキスを作ることがあります。 これらの製品は、一般的に健康補助食品として摂取されます。
食用: 一部の地域では、葉や茎を料理に利用することもあります。 葉や茎は、サラダや炒め物などに加えられることがあります。
香料: 特有の芳香があるので、その香りを楽しむために、乾燥させたり、花束やポットプリの材料として使用されることがあります。
美容: 抽出物やエキスは、化粧品や美容製品の原料として使用されることがあります。 その抗酸化作用や肌の保湿効果が評価されています。
20粒50粒100粒300粒
型番 AngelicaGigasSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー
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