ボルドの種

***日本初上陸の品種です***

チリとペルーのアンデス地方と、モロッコに自生している潅木です。 葉はアルカロイドを含み、カンフル系の香りがして若干苦みがあります。 葉からとれる精油は、消化器系の働きを高める他、肝臓を刺激し、胆汁の分泌を促進します。 葉は乾燥させてハーブティーとされ、チリの輸出商品のひとつです。 現地で12〜2月に採れるフルーツは美味で栄養価が高く、露天商でも売られるほど人気があります。

和名: ボルド
英名: Boldo
学名: Peumus boldus

原産国: テムコ・チリ
形態: モニミア科ペウムス属、常緑
草丈: 16〜20m
露地栽培: 中部以南
種蒔き: 4〜6月
開花: 11〜12月
発芽適温: 20℃
発芽率: 45%
耐寒温度: -8℃
栽培難度: Level 5

【栽培方法】
■土壌・環境
海抜0〜2,000mで生育しますが、乾季が2か月以下で常に多湿の状態が必要です。 太陽に当たる場所が望ましいです。 土壌は一般的な腐葉土で問題ありません。 本来20mまで育ちますが、室内で剪定をしながら2m程度に抑えることも可能です。

■芽出し
1) 種を40℃のお湯に6〜12時間入れてください。 お湯が冷めたら2時間おきに入れ替えてください。
2) 覆土は2cm程度にして、日当たりが良い場所に播種してください。 発芽するまで土が乾いたら水をあげてください。
3) 発芽まで180日かかります。 ジベレリンのような発芽促進剤を使っても数%程度の発芽率向上しか見られなかったので、発芽は非常に困難です。

■定植
本葉が6枚程度になってから定植してください。

■水やり
乾燥には強いので、土の表面が乾いたら水をあげてください。

■肥料
痩せた土地でも育つので、肥料はそれ程注意することはありません。 葉の勢いが弱くなったらリン酸が多い肥料を適度にあげてください。

■剪定
芽吹く力は比較的強いので、枝を短く切り詰めてある程度コンパクトに仕立てることが出来ます。 適期は3月〜4月です。 秋以降に切り詰めるとその後出て来た新芽がしっかりと育たないうちに寒さが来て傷んでしまうことがあるので気をつけてください。 枝を切る作業は基本的に春1回にしてください。

■越冬
幹が木質になるまで室内で管理してください。

■増やし方
取りまきで増やしてください。

【利用】
フルーツは食用、葉はハーブティーとして。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 BoldoSeed
販売価格
935円(本体850円、税85円)
購入数
オーダー
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