キキョウ(桔梗)の種

秋の七草の1つで、初夏から秋にかけて質素な和風の趣を感じさせる青紫色の花を咲かせます。 自生株は近年減少傾向にあり、レッドリスト(絶滅危惧種)に載っています。

民間療法では、主に根に含まれる成分サポニン(オレアナン型トリテルペンサポニン)を使って、解熱・鎮痛・去痰剤として利用されます。

和名: キキョウ、桔梗
英名: Jie Geng、Balloon Flower、Chinese Bellflower
学名: Platycodon grandiflorus

原産国: 福建省・中国
形態: キキョウ科キキョウ属、多年草
草丈: 20〜100cm
露地栽培: 日本全国
種蒔き: 2〜4月
発芽適温: 18℃以上
開花: 5〜7月
発芽率: 74%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 35℃
株間: 10〜20cm
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■土壌・環境
風通しのよい日なたで栽培してください。 日陰では栽培できません。 庭植えの場合は水はけのよい場所を選び、できれば15〜30cm盛り土をした上に植えてください。 鉢植えの場合は、水はけのよい土であれば土質を選びません。 赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。

■芽出し
1) 育苗箱やポット、3号鉢に土を入れ、5〜6粒を目安に播種してください。 覆土は5mm程度にしてください。
2) 日向で管理し、発芽するまで土が乾燥しなように霧吹きなどで水やりをしてください。
3) 発芽後に混み合ってきたら、元気のよい苗を2〜3本残して間引いてください。

■定植
本葉が5〜6枚程度になったらポットへ定植してください。

■水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えてください。 庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり、必要ありません。

■肥料
植え替えの際にリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を施してください。 この際、根に直接肥料が触れないようにしてください。 3〜5月の間は1か月に1回、油かすと骨粉の等量配合の親指大のものを、5号鉢で3〜4個施してください。 6〜9月の間は、三要素等量の液体肥料を2,000倍に薄めたものを、1か月に2〜3回施してください。

■植え替え
2〜3月の芽出し直前に植え替えてください。 すぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年サイズアップしながら植え替えてください。 庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けして植え直してください。 太いゴボウ状の根を傷つけないように注意してください。

■手入れ
咲き終えた後に1/3〜1/2ほどの位置で茎を株元から切り戻すことで、2番花の開花を促すと長く花を楽しめます。

■越冬
多少の雪を被っても大丈夫です。 上部が枯れてしまっても、春になれば再び芽吹きます。

■増やし方
種、株分け、挿し芽で増やしてください。 採種したあら翌年の2〜3月まで冷蔵庫で保管してください。

【利用】
切花としてご利用ください。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 KikyoSeed
販売価格
605円(本体550円、税55円)
購入数
オーダー
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