ニュージーランドクリスマスツリー(メトロシデロス・エクスケルサ)の種

ニュージーランドの代表的な花で、11〜1月にかけて街中に真っ赤な花が咲き溢れます。 日本で「サクラ」が咲くと「春が来た」となり、ニュージーランドではニュージーランドクリスマスツリーが咲くと「夏が来た」となります。 マヌカ・ハニーと同様に、ポフツカワ・ハニーも必ず現地のお土産店にあります。 ハワイの「オヒアレフア」は近縁です。

品種では「ポフツカワ」と「ラタ」が一般的で、葉の後ろがフワフワしているのがポフツカワで、「ラタ」や「オヒアレフア」の葉の裏はツルツルしています。

種は極小なので、初心者向けではありません。

和名: ニュージーランドクリスマスツリー、メトロシデロス・エクスケルサ
英名: Pohutukawa、New Zealand Christmas Tree
学名: Metrosideros excelsa
品種: ポフツカワ

原産国: オークランド・ニュージーランド
形態: フトモモ科メトロシデロス属、常緑高木
樹高: 15〜25m
受粉: 雌雄同株
種まき: 3〜7月
適正土壌pH: 6.8〜7.5
発芽適温: 20〜27℃
発芽率: 75%
栽培可能地域: 鹿児島以南
生育温度: 15〜30℃
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 40℃
プランター栽培: 可能
株間: 20m
連作障害: なし
栽培難度: Level 3

【栽培方法】
■育てる環境・土壌
土は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1や赤玉土7:腐葉土2:鹿沼土1などの水はけのよいものを使ってください。 ホームセンターの花と野菜用培養土を使っても問題ありません。

地植えは、日当たりと水はけのよい場所を選んでください。 苗よりも2周り大きく、30cmほどの深さがある植え穴を掘り、掘り起こした土に堆肥や腐葉土など有機質を混ぜ込んで植え付けてください。

■芽出し
1) 覆土はしないで、土をまぶす程度にしてください。 種袋にバーミキュライトを入れて、霧吹きで少し湿らせてから播種するのが簡単です。
2) 発芽するまでは霧吹きで水やりをしてください。 蒸発を防ぐまで、容器をラップしてください。
3) 10cm程度まで育ってから大きめのポットに定植してください。 20cmの丈になるまで、室内で管理してください。 幹が木質化するまで耐寒性はありません。

■水やり
乾燥と過湿を嫌います。 葉っぱが硬く、乾燥しているのかどうかわかりづらいので、水切れには特に注意してください。 鉢植えは、土の表面が乾いたことを確認してから水やりをしてください。 地植えは、植え付け直後はしっかりと水やりをしますが、その後は降雨のみで十分です。 夏場に雨が降らず、日照りが続いて乾燥するようであれば水やりをしてあげてください。

■肥料
たくさんの肥料は必要ありません。 鉢植えは、3月と11月に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料や骨粉入りの固形油かすを軽く施してください。 地植えは、肥料を与えなくても十分育ちます。

■剪定
樹高も高くならず、分枝しにくいので、落葉期に枯れ枝を切る程度にしてください。

■植替え
気温さえ許せば成長が早く、鉢植えはすぐに窮屈になってしまいます。 1〜2年に1回、5〜6月に1回り大きな植え替えをしてください。 鉢から抜き取った株の土を1/3ほど手でほぐしたら、傷んだ根を切り詰めて、新しい土に植えてください。 その後は、直射日光に当てず、10日ほど明るい日陰で管理してください。

■剪定
花が終わった5〜6月に枝が混み合っているようなら、適度に枝を切り落とす透かし剪定してください。 コンパクトに仕立てるなら、全体の1/3ほどの枝を切り落としてください。 夏から秋にかけて花芽が付くので、9月以降に剪定をすると翌年花が咲かなくなってしまうので注意してください。

■冬越し
幹が木質化するまでは室内で冬越ししてください。 耐寒性があるので、防寒対策は特に必要ありません。 秋の終わり頃から寒さにあてる場合は、水を徐々に少なくし、乾燥させると耐寒力が増します。 春再び暖かくなったら芽を吹き始めますので、徐々に水を与えてください。

■増やし方
挿し木で増やせます。 3〜4月か9月が適期です。 枝の中間部分を土に挿していくので、20cmほどの枝を株から切り取ったら、先端部分を落として長さ10〜15cmほどの挿し穂を作ります。 これを、鹿沼土やパーライトに挿して、根が生えるまで乾燥させないよう水やりをしてください。

【利用】
切り花、庭木、蜜源として。
50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 NZChristmasTreeSeed
販売価格
1,045円(本体950円、税95円)
購入数
オーダー
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