ジャイアントカンナ(カンナ・トゥルーカイミ)の種

*** 日本初上陸の品種です。 ***

カンナ科では最大の品種です。

カンナは熱帯原産の植物で暑さに強く、日本の夏の暑さにもびくともせずに生育します。 暑ければ暑いほど生育がよくなり、色鮮やかで大輪の花を次々と咲かせるので、夏の花壇に最適です コロンブスがアメリカを発見した後、タバコ、マリーゴールド、ヒマワリと共に16世紀中にはやばやとヨーロッパに導入された植物のひとつです。 日本には江戸時代初期に入ってきましたが、現在では薩南諸島から沖縄まで分布しています。 古くから広くアジアなどで栽培されてきた植物ですが、広範囲で野生化しています。

花は、赤色から黄色の花弁化した雄しべが3個あり、そのうち1個に葯がつきます。 さらに1個は反り返って唇弁になります。 稔性があって、直径3cmほどの球状のさく果をつけます。 乾燥したものを摘むと中にができてます。 ハワイでは、この種を「アリイ・ポエ」と呼んでいます。 アリイ・ポエは、フラダンスのウリウリ(シャカシャカという音を鳴らす楽器)で使います。

中国では美人蕉と呼ばれ、花を止血薬とし、根茎を急性黄疸型伝染性肝炎、喀血、白帯、月経不順などに使用するそうです。

和名: ジャイアントカンナ、カンナ・トゥルーカイミ
英名: Giant Canna Lily
学名: Canna tuerckheimii
品種: 濃いオレンジ〜レッド

原産国: ダビッド・パナマ
形態: カンナ科カンナ属、半耐寒性球根
分類: 固定種
露地栽培: 日本全国
草丈: 3〜3.7m
種蒔き: 5〜6月
鉢植え: 可能(7号ポット以上)
発芽適温: 20〜27℃
発芽率: 89%
耐寒温度: 7℃
耐暑温度: 40℃
株間: 68〜120cm
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■土壌・環境
日の良く当たる場所で育ててください。 有機質に富んだ土なら質を選ばずに育ちます。 地植えの場合は堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込んでおいてください 鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用してください。

■芽出し
1) 種を真水に1日浸けてください。
2) 移植を嫌うので、直蒔きするか、ポット蒔きしてください。 覆土は1cm程度にしてください。

■水やり
やや湿り気のある土を好み、球根をひどく乾かしてしまうと生育が悪くなったり、枯れることがあります。 水をやりすぎても球根が腐ってしまうので注意してください。 水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにすると失敗がありません。

■肥料
カンナの花を色鮮やかに長く咲き続けさせるには、生育中に肥料切れを起こさないよう、肥効が長続きする肥料を使ってください。 カンナの根は有機物が多いとよく発達するので、元肥として堆肥や腐葉土、ピートモスなどを土の量の3割くらい混入してください。 さらに、緩効性化成肥料もよく混ぜ合わせ、30〜40cmくらい深耕して施してください。 追肥は、7月上旬頃に化成肥料を株元に置き肥してください。 他に月2回くらい、液肥を水やり代わりに与えますが、追肥のポイントとしてチッ素過多にならないようにしてください。

■越冬
強い霜が当たると地上部は枯死します。 完全に葉が枯れ上がったら、枯れた茎葉を地際で刈り取り、害虫や病原菌の越冬を防いでください。 掘り上げをしないでそのまま越冬させる時は、球根の上の部分に約10cm盛り土をしておくと、地表が4〜5cmくらい凍っても球根は凍らずに越冬します。 鉢植えは地上部を刈り取ったあと、鉢ごと地中に埋めておくか、凍るおそれのない所に置いて越冬させてください。

■増やし方
種、球根で簡単に増やせます。 球根を掘り上げる場合は、晴天が2〜3日続いたあとに掘り上げてください。 分球は大きくなった球根を分けることで、適期は4月〜5月です。 球根の節ごとに芽は付くのですが、すべての芽が地上に伸びてくるとは限りません。 二股に分かれしている球根ならその付け根部分で2つにカットする程度でとどめておきます。 蓋のできる発泡スチロール箱に入れて、球根を乾かさないようにし、暖かな凍らない室内に置いて越冬させてください。

【利用】
切花、蜜源としてご利用ください。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 GiantCannaLilySeeds
販売価格
990円(本体900円、税90円)
購入数
オーダー
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