クスノキの種

クスノキは日本各地の公園や神社でみられます。 樹皮が香辛料などに利用されるセイロンニッケイ(シナモン)は近縁です。

クスノキの中に含まれている樟脳は、血行促進作用や鎮痛作用、消炎作用、鎮痒作用、清涼感をあたえる作用などがあるために、主にかゆみどめ、リップクリーム、湿布薬など外用医薬品の成分として使用されています。

和名: クスノキ、楠
英名: Camphor Laurel
学名: Cinnamomum camphora

原産国: テネシー州・アメリカ
形態: クスノキ科ニッケイ属、常緑高木
樹高: 10〜25m
播種: 3〜5月
発芽適温: 20〜25℃
発芽率: 53%
露地栽培: 関西以西
pH: 6〜7
収穫: 6〜10月 *関西の場合
結実までの期間: 3〜5年
受粉樹: 不要
用途: 観賞用
鉢植栽培: 不可能
接木: 可能
生育温度: 20〜35℃
耐寒温度: -5℃
耐暑温度: 40℃
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■環境、土壌
日当たりがよく、強い風の当たらない場所が適しています。 特に冬の乾いた風は木を傷めます。 暖地性の樹木で、耐寒性はさほど強くないので寒冷地には不向きです。 木が小さくて根が充分に張っていない状態では寒さの被害を受けやすいです。

■芽出し
1) 種を40℃のお湯に6〜12時間入れてください。 お湯が冷めたら2時間おきに入れ替えてください。
2) 覆土は2cm程度にして、日当たりが良い場所に播種してください。 発芽するまで土が乾いたら水をあげてください。
3) 2〜3週間で発芽します。 

■定植
本葉が6枚程度になってから定植してください。

■水やり
乾燥には強いので、土の表面が乾いたら水をあげてください。

■肥料
痩せた土地でも育つので、肥料はそれ程注意することはありません。 葉の勢いが弱くなったらリン酸が多い肥料を適度にあげてください。

■剪定
芽吹く力は比較的強いので、枝を短く切り詰めてある程度コンパクトに仕立てることが出来ます。 適期は3月〜4月です。 秋以降に切り詰めるとその後出て来た新芽がしっかりと育たないうちに寒さが来て傷んでしまうことがあるので気をつけてください。 枝を切る作業は基本的に春1回にしてください。

■越冬
幹が木質になるまで室内で管理してください。

■増やし方
取りまきで増やしてください。

【利用】
アロマオイル、観賞用として。 黒いフルーツがなりますが、食用には向きません。
10粒30粒50粒100粒300粒
型番 CamphorLaurelSeeds
販売価格
990円(本体900円、税90円)
購入数
オーダー
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