カルドンの種

アーティチョークの野生種で、地中海地方に自生しています。 アメリカ南部でも栽培されています。 一茎に数個のアザミに似た花を咲かせます。 細かいトゲがあります。 蕾の一部を食用として利用します。 カルドンはバイオディーゼルの原料として注目を集めています。 カルドンの種子から抽出される油はアーティチョーク油と呼ばれ、成分や用法がサフラワー油やひまわり油と類似しています。

和名: カルドン
英名: Cardoon
学名: Cynara cardunculus

原産国: カリフォルニア州・アメリカ
形態: キク科アザミ亜科、半耐寒性多年草
栽培期間: 1年
草丈: 150〜200cm
種蒔き: 4〜6月
発芽適温: 20〜27℃以上
発芽率: 90%
耐寒温度: -5℃
耐暑温度: 40℃
多年生: 5年越しする場合もあります。
栽培難度: Level 2   

【栽培方法】
■環境、土壌
一年中日光が当たる場所がいいです。 土は赤玉土6:腐葉土3:川砂1という配合が向いています。

■種蒔き
覆土は1cm以下にして播種してください。

■水やり
乾燥も苦手ですが、過湿はもっと苦手です。 春から夏の生育期には乾燥を嫌うものの、ハーブなので過湿も嫌います。土が乾いたら水をタップリやって下さい。 特に湿度の高い夏は、土が濡れているうちは水はやらないでください。 秋以降は葉っぱが枯れて休眠します。 枯れた葉っぱは根本から切り取ってください。 放置しておくと病気の原因になります。

■肥料
生育期に液体肥料を二週間に一回ほど与えてください。 肥料が不足してくると株が小さくなってきます。 様子を見て物足りないと思うならば追肥してください。 

■冬越し
冬の寒さには比較的強く暖地では戸外で越冬も可能です。 氷点下1度くらいならば寒さに耐えますが、霜柱が立ったり地面が凍るほどに寒くなると根が傷んでかれることもあります。 そこで根も問い腐葉土やワラをしいて寒さ対策をしておきましょう。 寒冷地では育てるのは難しいです。

【利用】
アーティチョークのようにつぼみも食べることができるが、それ以上に蒸し煮にした茎が良く食べられます。 茎は大きなセロリに似ていて、アーティチョークに似た風味があります。 また衣を付けて揚げると、ニューオーリンズで聖ヨセフの日に食べられる伝統料理になります。 
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 CardoonSeed
販売価格
660円(本体600円、税60円)
購入数
オーダー
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