ギョウジャニンニク(行者ニンニク、アイヌネギ)の抜き苗 販売期間: 冬季〜6月

ギョウジャニンニクは、古くより深山で修行する行者の滋養強壮食品として食されてきました。 逆に、これを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたとも言われています。 本来は涼しい土地の植物ですが、比較的丈夫なため遮光ネットを張ることで、九州など暖地での栽培も可能です。

北海道の先住民族アイヌ人は、食用の他に薬用としても使用してきたというほどの高い機能性をもっています。 ギョウジャニンニクに多くの機能成分が存在していることは様々な分野で発表されています。 機能性に富むばかりでなく、一般的な他の野草類と比べると、アクがほとんどありません。 面倒な下ごしらえの手間も不要で、手軽に美味しく食べられることから、人気が出てきています。

種から収穫まで5〜7年かかりますが、3年ものの苗から育てれば2〜3年で収穫出来ます。

【効能】
行者ニンニクは普通のニンニクのように食べると、体内の自然治癒力を高め、ガンを予防する成分が含まれていることが知られています。 ニンニクの臭いの成分のアリシンには優れた効能があります。 一方、体内の糖質を燃焼させる時に必要なのはビタミンB1ですが、このビタミンは水溶性ですので、体外に出て行きやすいのです。 アリチアミンはニンニクのアリシンとビタミンB1が結合したもので、これは体内に長く保持できてビタミンB1を利用しやすい状態とすることができます。

和名: ギョウジャニンニク、行者葫、アイヌネギ、キトピロ
英名: Victory Onion、Alpine Leek
学名: Allium victorialis

原産地: 北海道
形態: ヒガンバナ科ネギ属、多年草
草丈: 30〜50cm
出荷サイズ: S、M、L、LL、XL
ポット: *素掘りで出荷します。
栽培期間: 1〜3年
pH: 5.5〜6.0
耐寒温度: -20℃
耐暑温度: 30℃
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能(幅60cmなら10株 x 2列)
株間: 3〜4cm
条間: 20〜25cm
栽培難度: Level 2

【出荷サイズ】
S(1番目の写真): 3年もの、土の上から1.5〜2.5cm
M(2番目の写真): 3年もの、2.5〜3cm
L(3番目の写真): 3年もの、3cm〜
LL (4番目の写真): 6年もの、15cm〜 *今年の収穫が可能
XL (5番目の写真): 8年もの、40cm〜 *完成品

【栽培方法】
ネギ科の行者ニンニクは普通のユリ科のニンニクと同様に滋養強壮にとても効果があります。 行者ニンニクの栽培は普通のニンニクよりも生育が遅く栽培方法も異なります。 病気になったり、虫が付いたりすることはほとんどありませんが、食用にする為には多くの株を栽培する必要があります。

種から苗として栽培して3年目に一定の栽培密度で定植する方法と、播種後から収穫まで5〜6年栽培させる直播方式があります。 ここでは、前者の栽培方法を記します。

播種 > 育苗(3〜5年) > 定植 > 収穫(1〜3年)

■土壌、環境
堆肥は多い方が良いようです。 行者ニンニク栽培の土壌は弱酸性が良いので少し酸性気味でもかまいません。 小規模栽培のプランターなら市販の土でも十分です。 花や野菜用の土として市販されている物をそのまま使っても良いし、それを畑の土と混ぜてもかまいません。 ある程度の大きさになるまでコンテナで栽培することをオススメします。

■種蒔き
1) 乾燥させたまま、種を冷蔵庫で4週間保存してください。 休眠打破しなければ発芽しません。
2) 土に蒔いて、覆土は5mm程度にしてください。
3) 発芽するまで日陰で土が湿る程度に水をあげてください。
4) 最低でも1つの株が1.5〜14gmになるまでそのまま苗を育ててください。 植え替えは必要ありません。

その年の10月下旬頃には子葉が発芽しますが、小さいため、地上に姿を現さない場合もあります。 この状態で越冬し、翌春に第 1葉が地上に顔を出します。

■肥料
10-10-10もしくは15-15-15を使ってください。 堆肥の場合は、10a当たり15トン程度を15cm以内の表面に混和してください。

■根株のサイズと養成期間
ギョウジャニンニクの増殖には、種から増やす方式と、不定芽(分げつ茎)を養成する移植方式があります。 ギョウジャニンニクの個体の増殖限界は30gm前後で、このサイズになるまで7〜10年かかります。 生育限界に達した個体は衰退して消失します。 ギョウジャニンニクの栽培は、生育限界に近い根株を用いて伏せ込み栽培する軟化方式があります。
3年茎(S): 1.5〜2.5gm > 2〜3年で収穫
5年もの(M): 4〜7gm > 2年
6年もの(L): 8〜13gm > 2年
7年もの(LL): 14〜20gm > 1年 もしくは 軟化茎として使用
8〜10年もの(XL): 21gm〜 > 軟化茎として使用

■根株の定植
株間3〜5cm、条間20〜25cm
鱗茎を垂直に、頭が地上に出ない程度に埋めてください。
2gm茎 > 定植深5〜6cm
6gm茎 > 定植6〜8cm
10gm茎 > 定植10〜12cm

■収穫
4月初め〜5月中旬に茎と葉を収穫します。 一般的な出荷サイズは15〜20cmです。
根元から茎を2〜3cm以上は必ず残すようにしてください。 成長が遅いので1度収穫すると次回に収穫するまでに約2〜3年かかります。

【注意】
イヌサフランと似ていますので、誤食に注意してください。
有毒な「イヌサフラン」の誤食による食中毒が発生しています。イヌサフランには強い毒が含まれており、少量を食べただけでも食中毒を引き起こします。見分け方をしっかり覚え、危険な食中毒を防ぎましょう。
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sh-helth-k/inusahuran.html

【利用】
行者ニンニクはアクの無い山菜なので料理は簡単です。 行者にんにくを水洗いして、根元にはかまがある場合はこれをきれいに取り除きます。 そして行者ニンニクの葉を「おひたし」にします。 おかかや醤油やカラシ味噌で和えたりします。
クックパッドにレシピが豊富に紹介されています。

【販売期間】
冬季〜6月

【納期】
2〜8日以内に発送します。
 20本50本100本300本500本
S
19,800円(本体18,000円、税1,800円)
在庫 0 オーダー売切れ中
M
24,200円(本体22,000円、税2,200円)
在庫 0 オーダー売切れ中
L
LL
5,363円(本体4,875円、税488円)
在庫 0 オーダー売切れ中
28,215円(本体25,650円、税2,565円)
在庫 0 オーダー売切れ中
41,800円(本体38,000円、税3,800円)
在庫 0 オーダー売切れ中
XL2,860円(本体2,600円、税260円)
在庫 0 オーダー売切れ中
6,971円(本体6,337円、税634円)
在庫 0 オーダー売切れ中
13,585円(本体12,350円、税1,235円)
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54,340円(本体49,400円、税4,940円)
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型番 GyojaSeedling
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販売価格
1,100円(本体1,000円、税100円)
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