五味子の果実は、日本薬局方に収録された生薬であり、鎮咳去痰作用、強壮作用などがあるとされます。　「五味子」の名は、甘味、酸味、辛み、苦味、鹹（塩味）を持つことから名付けられ、植物そのものの名前ともなりました。　五味子は小青竜湯、清肺湯、人参養栄湯などの漢方方剤に配合される。また、五味子茶や五味子酒としても利用されています。

北海道、本州北部、中国、朝鮮半島、アムール川流域、樺太に分布しています。

和名：　チョウセンゴミシ、五味子
英名：　Chinese Magnolia
学名：　Schisandra chinensis

原産国：　チョイル・モンゴル
形態：　マツブサ科マツブサ属、落葉性つる植物、多年草
草丈：　2〜4m
種まき：　10〜2月
発芽率：　89%
ベランダ栽培：　可能
受粉株：　必要（雌雄異株）
栽培期間：　2〜3年
定植時期：　3〜4月
露地栽培：　全国
耐寒温度：　-15℃　
発芽適温：　20℃
栽培適温：　25〜40℃
株間：　5〜10m
連作障害：　なし
栽培難度：　Level 2

【受粉樹について】
雌雄異株なので、オスとメスの両方が必要です。

【栽培ポイント】
1) 乾燥気味に管理しますが、夏の乾燥には注意します
2) 冬には、十分寒さに当てないと花芽がつきません

【栽培方法】
■芽出し
1) 種を乾燥させたまま冷蔵庫に2週間入れて、休眠打破してください。
2) 水に種を24時間入れてください。
3) キメが細かい土に播種してください。　覆土は1cm程度で十分です。　
4) 発芽するまで土が乾燥しないように注意してください。　翌年の春になるまで屋内で栽培してください。　初めての越冬が最も注意が必要なポイントで、それ以降の栽培は簡単です。

■肥料
肥料のあげ過ぎに注意してください。　4〜10月に月に1回あげる程度で十分です。

■剪定
特に必要ありません。　ツルが伸びてきたら支柱を立てて誘引したり、日よけにしてください。　剪定しなければ、4年で2階を超える程になります。

■増やし方
挿し木、取り木、実生で増やせます。

【利用】
用途：　果実酒、ジュース、アイスクリームなど

【納期について】
2〜8日以内に出荷します。